横浜ベイクォーター

スマートフォン向けのレイアウトをデスクトップ向け表示にも使用するというアイデアは近年よく見かけるようになってきたが、商業施設でこのフレームを使用している例は非常に珍しい。

毎日大量の来館者が様々な情報検索のために（特にスマートフォンで）閲覧するという与件からか、動画のような読み込み速度に影響するメディアは避けられ、インタラクションも最低限のものとなっている。

商業施設向けウェブサイトとして求められる情報ソート機能など、必要な要素がロジカルに実装されている。UIの骨格となるナビゲーションはスマートフォン向けにはアプリ的な設計がされている一方、デスクトップ向けには余剰スペースを活用した機能的なボタン群が配置されている。

割り切りのよい仕様で構築されているため、情報更新のコストも相当に合理化されていると考えられる。